能登半島地震の被災地で被災者の健康管理にあたるため、宮城県の保健師などの公衆衛生活動チームが8日、石川県に向けて出発しました。

公衆衛生活動チームとして派遣されたのは、仙台保健福祉事務所の保健師ら3人です。能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市の避難所などで健康支援を行うため8日県庁を出発しました。

保健師 小川美穂さん:
「寒くなってきているので感染症が(心配)。水もないですしトイレなども我慢されている高齢者もいると思う。多くの方が避難生活をしているときいていてだいぶお疲れかと思うので寄り添いながら支援したい」

今回派遣される3人は、西日本豪雨や北海道胆振東部地震などでも活動した経験があります。15日まで、輪島市の能登北部保健福祉センターを拠点に避難所などで被災者の健康管理にあたります。

宮城県では、2月29日まで、メンバーを入れ替えながら、合わせて9回、公衆衛生活動チームの派遣を予定しています。