能登半島地震に伴い大きな被害を受けた新潟市で災害ボランティアの受け入れが始まりました。
3連休初日となった6日、新潟市西区では災害ボランティアの受け入れが始まりました。ボランティアセンターに集まったのは市内に住む人や新潟医療福祉大学の学生など約80人です。
新潟市は元日に起きた地震で震度5強を観測しました。この影響で西区では液状化現象が起き、いたるところで土砂が吹きだしたり、地面が隆起したりするなどの被害がでました。
6日に災害ボランティアに参加した人たちは西区の善久や鳥原の14軒で泥出しの作業をしています。
【災害ボランティア】
「きょうは天候が雨で少し寒く土が水を含んで重くなっているのが大変」
「泥がなくなるだけで安心でしょうし、なるべく早く日常に戻っていただいてまた生活していただきたい」
災害ボランティアは7日以降、家具や荷物の運び出しなどを手伝う予定です。
新潟県のまとめによりますと、今回の地震による県内の被害は5日現在で人的被害は42人。住宅被害は約700棟に上っています。
6日の県内は全域で雨や曇りとなっています。新潟地方気象台によりますとこの雨は次第に雪なる見込みです。7日の夜から8日にかけて山沿いを中心に大雪となると予想されていて、交通障害などに注意・警戒が必要です。
また、気象台は地震で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害などに注意するよう呼びかけています。