能登半島地震で被災した石川県輪島市に向けて、宮城県名取市は6日、食料などの支援物資を積み込んだ車両と、給水車1台を派遣しました。

早朝、名取市役所では、被災地に派遣される職員9人が支援物資をトラックに積み込みました。

今回は、食料や簡易トイレ、生理用品などを届けるほか、生活用水およそ3000リットルが供給できる給水車1台を断水が続く石川県輪島市に向かわせます。

派遣先の輪島市から名取市は、東日本大震災の時、物資や職員などの支援を受けていました。

山田司郎名取市長:
「(東日本大震災では)石川県をあげて名取市を応援してもらった。東日本大震災で学んだ教訓をしっかりと輪島市に還元していければ」

派遣された職員は6日中にも現地に入り、避難所などに水や食料などを届けるということです。