岩手県盛岡市は6日、元日に発生した能登半島地震で断水が続く石川県に向け給水車を派遣しました。

5日早朝に行われた出発式には盛岡市の内舘茂市長や上下水道局の職員約20人が参加しました。派遣されるのは給排水課の職員2人と3トンの給水車1台です。式では内舘市長が「気をつけて活動してきてほしい」と職員を激励しました。

5日午後2時現在、石川県内では14の市や町の6万6412戸で断水していて、飲料水や生活用水の確保が課題となっています。盛岡市上下水道局給排水課の三戸真憲主査は「現地で被災した方々のために少しでもお役に立てるよう精一杯頑張りたいと思います」と話していました。給水車は6日夕方に石川県に到着する予定で、今月12日まで被災地で給水活動にあたります。