文部科学省はきょう、能登半島地震で被災した受験生への対応として、全国の国公私立大学に対し、柔軟な対応をするよう求める通知を出しました。

通知では、被災した受験生の中にはあらかじめ決められた機関に出願が出来ない生徒や、被災によって出願書類や受験票を失ってしまった生徒もいるとして、出願の手続きについて期間の延長をするなど柔軟な対応を求めています。

また、通っている学校の被災状況によって調査書や卒業証明書が発行できない可能性も想定されるとして、受験の後に提出を求めるなどの対応も求めています。

さらに、被災した受験生に対して、入学検定料や入学金、授業料の納入期限の延長や減額などについても検討するよう求めました。