能登半島地震の被災地を支援しようと、宮城県の気仙沼市や利府町などはふるさと納税による寄付を被災地に届ける取り組みを行っています。4日からの受け付けで、すでに1000万円を超える寄付が集まっています。

能登半島地震の被災地への寄付金を受け付けているインターネットサイト「ふるさとチョイス災害支援」。ふるさと納税による代理寄付を行っています。代理寄付は、被災した自治体に代わって寄付を受け付けることで納税証明書の発行業務を肩代わりするもので、寄付金は全額被災自治体へ送られます。

宮城県内の自治体では、利府町が石川県輪島市に、気仙沼市が石川県の志賀町と宝達志水町に、栗原市が石川県羽咋市に代理寄付をしています。受け付けは、4日から始まり5日午後4時現在、気仙沼、栗原、利府合わせて691件、1180万円余りの寄付が集まっています。このふるさと納税による寄付は、災害支援を目的とするもので返礼品はありません。今年度いっぱい受け付けています。