今年最初の取引を迎えた東京株式市場では日経平均株価が去年の年末に比べ175円値下がりし、3万3288円で取引を終えました。
きょうの東京株式市場では午前9時の取引開始直後から小売や電機などの幅広い銘柄で売り注文が殺到。
日経平均株価は一時、700円以上下落し、3万3000円を割り込む場面もありました。
大幅に下落した背景にあるのは、元日に石川県・能登半島で起きた大地震です。
今も救助活動が続く中、被害状況の全容が見えないことから、個人消費の落ち込みや企業活動の低迷など日本経済への悪影響を懸念する見方が強く、株価の重しとなりました。
ただ、午後にかけては割安感の出た銘柄を買い戻す動きや円安の進行で自動車などの輸出関連株が買われたことで下げ幅を縮め、結局、きょうの終値は去年の年末に比べて、175円値下がりし3万3288円となりました。
東京証券取引所で開かれた新年恒例の「大発会」では地震や事故で亡くなった人々に黙とうがささげられたほか、例年行っている鐘を打ち鳴らす「打鐘」は中止となりました。
相場の格言で「辰年」は“昇り竜”のように大きく値上がりすると言われていますが、取引初日は厳しい滑り出しとなりました。
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