2024年、行政は能登半島地震対応の中での異例の仕事始めとなりました。
新潟県の花角英世知事は年頭挨拶の冒頭で、地震への対応について「引き続き取り組みたい」と述べました。

「人の力がなかなか及ばない自然の脅威・危険から、県民の生命・健康・財産を守るのが県政の一丁目一番地」
幹部職員を集めた庁議では、上越市の国道8号の通行止めや新潟市西区を中心に発生している液状化被害などについて「関係部局でしっかり対応を続けてもらいたい」と伝えました。

「ハード面だけでは対応できない。ソフト面での対応、県民の皆様の防災意識の向上は、非常に重要なんだろうと思っています」
また、新潟市の中原八一市長は3日に、液状化現象の被害のあった市内被災地を視察しています。

「3日に、避難指示を出した西区の地域や、新潟亀田寺泊線の歩道、坂井輪中学校の被害現場を視察し、想像以上の被害でありました。日常生活を取り戻せるよう全力で取り組んでください」