能登半島地震で断水が続く被災地に向けて宮城県亘理町は4日、生活用水を供給するため職員と車両を現地に派遣しました。

亘理町の職員6人は、生活用水およそ2800リットルが供給できる給水車、仮設タンクなどを積み込んだ2トントラックとワゴン車合わせて3台で、断水が続く石川県能登町に向かいました。

能登町からは東日本大震災の復旧事業で、2012年に2人の職員が亘理町に派遣されていました。

亘理町 山田周伸町長:
「13年前の東日本大震災で、大変苦労している亘理町民を、向こうの方々に助けていただいたので、それに対する恩返しに近いのかなと思います」

派遣された職員は5日、現地入りの予定で、能登町の役場を拠点に避難所などでおよそ1週間、給水支援するということです。