今年6月、仙台市内の国道交差点で道路を横断していた自転車の女性をはね、死亡させたとして過失運転致死の罪で起訴されていたトラック運転手の男について仙台地方検察庁は、21日、ひき逃げの罪で追起訴しました。

ひき逃げの罪で追起訴されたのは、山形県天童市のトラック運転手・魚住隆浩被告(58)です。

起訴状などによりますと、魚住被告は、9月20日午前5時半頃、大型トラックを運転中、仙台市宮城野区の国道交差点を左折した際、道路を横断していた自転車の68歳の女性をはね、およそ176メートル引きずり死亡させたうえ、事故を認識したのにも関わらずその場から逃走したとされています。

魚住被告は、事故を起こした当初、「気付かなかった」などと話していました。