能登半島地震による液状化被害のあった新潟市西区の一部の地域では、二次災害の恐れがあるとして「避難指示」が続いています。
避難指示対象地域となった西区大野では、傾いた店舗から事務用品などを運び出す人の姿がありました。
「雨が強かったり雪が降ったりすると重みでつぶれるかもしれないので…。その辺は心配ですけど、運べるだけ運んで、あとは神様に祈る」
新潟市は、今後の余震や雨などで土砂災害が起きる恐れがあるとして、西区のおよそ20世帯に対して3日から避難指示を出しています。
4日の新潟県内は大気の状態が不安定となっていて、昼過ぎにかけて雷を伴ったやや強い雨が降る見込みです。
5日朝までの24時間降水量は、いずれも多いところで、上中下越で50mm、佐渡で20mmと予想されています。

地震の影響で地盤の緩んでいる所もあるため、上中下越では4日夕方にかけては、土砂災害に注意・警戒が必要です。