官公庁や多くの企業では4日が仕事始めとなりました。大分県庁では佐藤知事が能登半島地震の被災地に保健師らを派遣する考えを示しました。
県庁の仕事始め式には幹部職員130人が出席しました。式では佐藤知事が能登半島地震について「県としてもしっかり対応していく」と述べました。県によりますと、国から3日付けで支援の依頼を受けていて、県は被災地に保健師らを派遣する方向で準備を進めているということです。
(佐藤知事)「新年度に向けては、県民の安全を守る取り組みをまずしっかりやることが何より大事ではないかと思う」
一方、大分市でも仕事始め式が行われました。200人の職員を前に足立信也市長は「次世代が暮らしやすい大分市を目指し、新しい事業に積極的に取り組みたい」と訓示しました。また、コロナ禍を教訓として医療・介護・福祉の情報共有を図るほか、新しい奨学金制度の創設に向けて検討を進める考えを示しました。