能登半島地震で被害を受けた被災地を支援しようと、東北地方整備局は4日、生活用水を供給するため職員と車両を現地に派遣しました。
被災地に派遣されたのは東北地方整備局の緊急災害対策派遣隊、TEC-FORCE(テック・フォース)の職員6人と給水装置がついた散水車2台です。

このうち職員2人を派遣する太白区の仙台河川国道事務所では出発式が行われ、職員が決意を述べました。
東北地方整備局仙台河川国道事務所 佐藤幸芳専門調査官:
「東日本大震災を思い起こさせるような甚大な被害となっています。余震もまだ続くと思いますので、気を付けながら頑張ってまいります」

1月1日に発生した能登半島地震の影響で、被災地では広い範囲で断水が続いています。

給水装置が付いた散水車は、1台で生活用水およそ6300リットルの供給が可能で、職員は被災地の避難所などでおよそ1週間給水の支援活動を行うということです。