最大震度7を観測した能登半島地震で被災地を支援するため山口県警の機動隊が4日、石川県に向け出発しました。

最大震度7の能登半島地震では倒壊した建物に人が下敷きになるなどしていて発生4日目のきょうも救助活動が続いています。

能登半島の先端、石川県珠洲市は津波や地震で壊滅的な被害を受け1000棟ほどの住宅が全壊したとみられるほかおよそ700人が孤立状態となっています。

石川県内では、これまでに78人の死亡が確認されています。

今朝、広域緊急援助隊として山口県警所属の機動隊員ら28人が石川県の被災地に向け出発しました。

3日、石川県の公安委員会からの要請を受けたもので被災地で救出活動などにあたります。

山口県警察広域緊急援助隊 磯西清吾中隊長
「少しでも現地の皆様のお役に立てるような活動を行いたいと思ってますし、加えてですね、隊員の2次被害の防止にも気をつけながら現地での活動を精いっぱいやっていきたいなと考えています」

レスキュー車や資材車など車両7台で出発し、活動は5日から3日間です。