日本損害保険協会は、能登半島地震の被災者を対象に、火災保険などの保険料の払い込みを最長で今年7月末まで猶予する特別措置を発表しました。

対象となるのは、今回の地震を受けて災害救助法が適用された石川県、富山県、福井県、新潟県で被害を受けた保険契約者です。

自賠責保険を除く自動車保険や火災保険、傷害保険などの損害保険について、継続契約の締結手続きと保険料の払い込みを最長で今年7月末まで猶予します。

また、今回の地震を受け、▼東京海上日動火災、▼損害保険ジャパン、▼三井住友海上火災、▼あいおいニッセイ同和損害の大手4社は災害対策本部を設置し、被害確認を急いでいて、保険金の支払いを迅速に進める方針です。