なぜ、地方の周南公立大へ?

野球人として華々しい経歴を持つ大仲だが、一体なぜ、地方の周南公立大学を選んだのか・・・

大仲が初めて山口を訪れたのは、高校2年の11月。智弁和歌山の2学年上の先輩で先に進学していた入江諒から誘われ、練習に参加した。

大仲さん
「正直なところ、どこにあるんだろうとは思いました」

プレースタイルに魅せられて

生まれてから17年を和歌山で過ごしてきた大仲にとってなじみのない土地とチーム。しかし、すぐにチームのスタイルに魅せられる。

大仲さん
「大学生は聞く限り練習はそこまできつくないっていうか、そんなにしんどくないというか、楽って聞いてたんですけど、ここはそれと違って、しんどい中でみんなが競争してやってる姿に、自分もそこでやりたいと思いました。走塁の意識が僕たちとも全然違うと感じて、ここの大学すばらしいなと、ここの大学にしようと思いました」

山口で受けた刺激を和歌山に持ち帰り、練習に励んだ。その翌月、大仲の野球人生を語る上で欠かせない、大きな出来事が・・・