パティシエを目指す学生がお菓子に合う飲み物についても学ぶため19日、山口県防府市の防府天満宮にある茶室で茶道を体験しました。

防府天満宮の茶室「芳松庵」は喫茶の習慣を広めたとされる菅原道真とお茶との関わりを後世に伝えるため、1991年に建てられました。
この場所でパティシエなどを目指すYIC調理製菓専門学校の学生が、お菓子に合う飲み物を学ぶため茶道を体験しました。
和菓子と抹茶を味わったあと、2人の学生が神職から教わりながらお茶をたてました。気をつける点は抹茶の粉がダマにならないようにすること。
おいしいお茶をたてるコツは、飲む相手のことを考えることだそうです。
友人がたてたお茶を飲んだ学生
「友達のほうがちょっと苦くて、先生のほうが甘みを感じられました。たぶん先生のほうがちょっとなめらかな感じがしました」
お茶をたてた学生
「道具を初めて使ってみたので、いつも使っている泡立て器とかとも違ってやったことないことをやるのが好きなので楽しめました」

茶道を体験したあとは4畳半の茶室の見学に。
芳松庵の紅葉はまさに見頃で、茶室から見える秋の景色をカメラに収めていました。
学生
「めっちゃきれい」
日頃のお菓子づくりとはまた違った時間を過ごした学生は、この体験を飲み物とスイーツとの相性を考えることに生かしたいと話していました。














