マスクルールの変化によってこんな影響も…
「ずっとマスクだったので口紅とか塗らなかったけど、メークができるようになったのはすごく楽しいですね」

マスク生活で出番が減っていたファンデーションやリップを求めて、化粧品売り場を訪れる人が増えました。
【花やしき副店長 阿部留美さん】
「ファンデーションは、40代50代の方が、久しぶりにマスクがとれるのでつけてみようかなというので選びたい、というのでご来店している」

そして5月。
国は新型コロナウイルスについて、感染症法上の位置づけを季節性インフルエンザなどと同じ「5類」へ移行することを正式決定しました。
【新潟県福祉保健部 松本春樹部長(当時)】
「新型コロナウイルスがあることで外来や入院診療が断られることがないようにしていくためには、かなりの準備が必要ではないか」
新潟市中央区の堀川内科・神経内科医院では、院内感染を防ぐために、これまで物置として使っていた倉庫を「抗原検査場」としました。

【今野卓哉院長】
「患者さんをこちらに誘導してパーティションをつけて、プライベートに配慮して我々が検体の採取にくる。当院の看護師等も新型コロナウイルス患者の検査をすることが初めての経験になるので、数名くらいでもう大変なんじゃないかと思っていて…」
小規模のクリニックなども含め、すべての医療機関で入院や受診を断らないことが求められるために準備をしてきましたが、不安がないわけではありません。
「次の波が出てくるとなると、我々も対応が少し大変になってくるのかなとは思っている」