4年目に突入した新型コロナウイルス
5月に感染症法上の位置づけが5類となり、ウイルスとの向き合い方が変わったこの1年を振り返ります。
今年1月、年明けのUターンラッシュ。
見送る人も…見送られる人も…全員、マスク姿です。
「人混みは避けようかなという感じではある。初詣とかはとりあえず行かなかったので」
新型コロナウイルスとの闘いは4年目に突入。
新年早々に1日に1000人を超える感染者が確認され、新潟県内は「第8波」真っ只中でした。
【新潟県 花角英世知事】
「第8波と言われる波はピークを超えてきたのかなと」

そのウイルスとの向き合い方は徐々に変化し、マスクの着用について政府は、3月の卒業式には着用しないことを基本とする方針を打ち出しました。
【岸田文雄総理】
「卒業式においては、換気など感染対策を講じたうえで、マスクを着用しないことを基本としたい」
3年間、常にマスクを付けて同級生と過ごしてきた中学生たち…。
素顔での卒業式を控えた3年生は、

「最後だからみんなで写りたいと思っているし、マスクを取ってある写真があまりないというのが理由にある」
「外すとなったら、中学校3年間ずっとマスクをつけたまま生活していたので、ちょっと恥ずかしいかなという気持ちもある」