ゼレンスキー大統領が「広島を訪問する」ということの意味
ーオンライン参加の選択肢もあった中、「対面」の出席を決めた理由は何でしょうか?

コルスンスキー大使
「まず、(オンラインで参加するにあたって)100%安全なソフトウェアはありません。オンラインの会議はある程度の本音は話せますが、誰に聞かれているか分かりません。対面で話すことで正直な話ができるものです。これは重要な点です。」
ロシアから「核の脅威にさらされている」という危機も、「対面参加」にこだわった理由の一つだった。
コルスンスキー大使
「開催地が広島であったことが2つ目の理由ですね。これはもしかしたら一番重要なことだったと言えるかもしれません。私たちは日本、そして広島と連帯していると感じています。ですから、首脳会合を終えてゼレンスキー大統領は原爆資料館を訪れ、日本国民に向けて演説を行いました。これは普通の戦争ではないと日本の人に理解してもらうことが、広島を訪問することの大きな目的だったのです。」

















