おせちの知識やピンチの瞬間など、ユニークなテーマの子ども向け書籍が今、大人気です。大人もついつい夢中になってしまうヒットの理由を取材しました。
今年最も売れた「本」の1位・2位は子ども向け 「おせち」絵本は異例のヒット
南波雅俊キャスター:
大人にも子どもにも人気の「おせち」絵本、どうですか?

ホラン千秋キャスター:
おせちは全部イラストだそうで、本当に細かく描かれています。大人の私が見ると、おそらく母が結婚前に買ったであろう80年代とかの料理本の昔懐かしい感じがあって、すごく懐かしい気持ちになる。
南波キャスター:
大人が知らない情報も細かく載っています。だからこそ、いろんな世代が楽しめるんじゃないかなというふうにも思います。
今、子ども向けだけれども、大人も楽しめる本というのが非常に人気です。

<今年売れた本(第16回オリコン年間“本”ランキング2023BOOKランキング)>
1位 ???
2位 ???
3位 変な家(雨穴)
4位 キレイはこれでつくれます(MEGUMI)
5位 変な絵(雨穴)
6位 街とその不確かな壁(村上春樹)
7位 汝、星のごとく(凪良ゆう)
8位 ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 公式ガイドブック完全ストーリー攻略(元宮秀介&ワンナップ)
9位 パンどろぼう(柴田ケイコ)
10位 頭のいい人が話す前に考えていること(安達裕哉)
今年売れた本トップ10のうち、9位の「パンどろぼう」も子ども向けの本なんですけど、1位2位、いずれも子ども向けの本なんです。トップ10のうち3つ、しかも上位2つが子ども向けの本ということで、1位2位はどんな本がランクインし、どんな理由で売れたのでしょうか。