今年11月の有効求人倍率は前の月から0.02ポイント低下し「1.28倍」でした。

物価高の影響から宿泊業や飲食業の一部でも求人を控える動きが見られています。

厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し何人分の求人があるかを示す今年11月の有効求人倍率は、前の月から0.02ポイント下がり「1.28倍」でした。

企業からの新規の求人数は前の月に比べて、全体では0.6パーセント減少しました。

産業別では「宿泊業・飲食サービス業」の新規の求人が前の年の同じ月から12.8%パーセント減少しました。

これまで「建設業」や「製造業」で物価高の影響が出ていましたが、コロナが5類に以降した後雇用状況が回復していた宿泊業や飲食業でも食材費や光熱費などの上昇により一部で求人を控える動きが出てきたと見られます。