安倍元総理が銃撃され死亡した事件を受け、アメリカのバイデン大統領は弔問のため、ワシントンの日本大使公邸を訪れ「世界にとっての損失だ」などと記帳しました。

バイデン大統領
「日本はとても安定した同盟国です。まだどうなるかわかりませんが、今回の事件が日本の安全保障や連帯に深刻で不安定な影響を与えることはないと思います」

バイデン大統領は今回の事件についてこのように述べ、日本時間のきょう、岸田総理大臣と電話で話をすることを明らかにしました。

バイデン大統領はその後、弔問のため日本大使公邸を訪れ、アメリカメディアによりますと「家族や日本国民にとってだけでなく、世界にとっての損失です。平和と判断力の人でした」などと記帳しました。

また安倍元総理の追悼のため、ホワイトハウスなどに掲げられているアメリカ国旗を半旗にするよう指示しました。

12日に予定されている葬儀にアメリカを代表して誰が参列するかについて、ホワイトハウスは「現時点で明らかにできることはない」としています。