東京と千葉を結ぶJR京葉線の朝と夕方以降の快速電車が各駅停車に変更されることを受け、熊谷知事は「容認できない」と述べ、JR側に申し入れを行う考えを示しました。

JR東日本千葉支社は、来年3月のダイヤ改正で東京駅と千葉市の蘇我駅を結ぶ京葉線について、始発から午前10時までと午後4時以降の通勤快速と快速を廃止し、すべて各駅停車に変更すると発表しました。

JRは「電車内やホームの混雑を緩和し、利便性を向上するため」としていて、通勤快速から各駅停車に変わることで所要時間は平均14分から19分ほど長くなります。

千葉県 熊谷俊人知事
「沿線の住民、もしくは事業活動などに大きなマイナスがあるというふうに認識をしています。県としては、容認できないというふうに思っています」

熊谷知事はきょうの会見でこう述べたうえで、JR側に今後、意見の申し入れを行う考えを示しました。