とにかく積雪・凍結に要注意 「思っている以上に簡単にすべる」

普段、そんなに雪が降らない地域では、あまり積雪や凍結した路面を歩いたり、車で走ったりする経験がないかもしれませんが、思った以上に簡単に滑ります。特にノーマルタイヤは厳禁です。自分の車にだけ影響が出る以上に、周囲に多大な迷惑をかけます。行けるだろうではなく無理せず控えることをオススメします。

特に橋や歩道橋は冷えやすいので凍結しやすい場所です。またトンネル出口も状況が大きく変わっていることがあります。

凍結時はすり足で歩幅を小さくしましょう。両手をあけておけるリュックなどがいいでしょう。転倒時に頭を保護するためのニット帽などもオススメです。
風が吹き付ける場所なら-2℃程度でも「凍結・破裂」 熱湯はNG

一般的に水道管は、気温が-4℃以下、強い風が吹き付ける場所では-2℃程度まで下がると「凍結」や「破裂」といった被害が多くなります。特に屋外にある蛇口や水道管、給湯器まわりの配管が要注意です。
露出した部分に布やビニールを巻き付け、さらに段ボールなどで覆うといいでしょう。

また、少量の水を出しておくと、凍結しにくくなります。バケツなどにためておいて、洗濯や水やりなどに利用するとよいでしょう。
もし、凍結した場合は自然にとけるのを待つか、凍結している場所にタオルをかぶせて、その上から「ぬるま湯」をゆっくりかけてください。熱湯をかけてしまうと、水道管や蛇口が破裂するおそれがあります。