今回の強烈寒波は“西回り” 雪や寒さに慣れない西日本こそ要注意

この冬一番といわれる“強烈寒気”が到来。特に今回の寒波は西回りで流れこんでくるため、特に西日本の上空には平年より10℃も低い上空1500メートルで-12℃以下の非常に強い寒気が入ってきます。

この上空1500メートル付近の寒気は地上の気温を大きく左右する寒気です。平年よりも約10℃も低い強さの寒気が入り、真冬でも年に何度もないようなレベルの強さです。

ザックリとした目安では、大気下層で標高が100メートル下がると気温は約0.6℃程度上昇します。そうなると上空1500メートルで-12℃だと、標高0メートルでもー3℃くらいの気温となります。

日中または夜間か、地形や海、都市の影響などもあり、こんなに単純ではありませんがイメージとしてはそれくらいのポテンシャルを持った強い寒気です。

22日(金)にかけて九州でも雪が降って積もるおそれがあります。また、各地で氷点下となるため普段あまり雪や厳しい寒さに慣れていない中で注意したいポイントを上げました。