送迎バスに園児が置き去りにされ死亡した事件を受け、設置が義務付けられた安全装置について、今月末までに8割以上のバスに設置されることがわかりました。

去年9月、当時3歳の園児が送迎バスに置き去りにされ亡くなった事件を受け、政府は子どもが取り残されていることを知らせるブザーなどの安全装置を送迎バスに設置するよう義務付けました。

こども家庭庁などが、全国の幼稚園や保育園などの送迎バスおよそ5万4000台を調査したところ、今月末の時点で85.7%のバスで設置が完了することがわかりました。

今年度末までには99.9%に設置される見込みで、こども家庭庁はきょう、今年度中に予定通り設置を完了するよう、自治体に対し通知を出しました。