「日なた」→「日陰」の場所での運転は要注意!

Q.走行中に気をつけたいポイントは?
凍結した道路は危険なので、スピードを落として、より注意して運転する必要があります。トンネルの出入り口や橋の上は路面凍結しやすい場所として知られていますが、他にも山などの陰になっているところも要注意です。特に日なたからの日陰になっている場所は、道路が急に凍っていることも多く、ハンドルを取られやすくて、事故につながるケースが多いです。

Q.降雪や路面凍結の日はJAFの出動も多くなる?
静岡県では、雪が降ると上り坂や下り坂で動けなくなる車が多くなるので、出動回数はかなり多くなります。また、路面凍結の日は、追突事故以外にも路肩にはまってしまう車も多くなり、要請があってもすぐには現地へ行けないこともあるので、自分で注意することと事前対策することが大切になります。

事前にチェーンのチェックを

チェーンの事前チェックを忘れずに

Q.事前の準備とは?
時間に余裕を持つことが第一ですが、冬用の装備のチェックなどもしておくと安心です。特にお住まいの地域では問題なくても、ちょっと郊外の山間地や標高の高い場所では、市街地や主要道路でも雪が積もったり、道路が凍結することもあるので、そういう場所に行く可能性がある場合は、事前にチェーンのチェックもしてください。

実際にJAFの職員も、そういう場所に行くときは、必ず事前にチェーンの装着の練習をします。付け方の確認はもちろんですが、しばらく使っていなかったチェーンに不具合がないかの確認もできます。事前チェックでサビや傷みに気づくこともあるので、重要な作業です。