12月17日から日本列島を襲うこの冬最強クラスの寒波。あす20日からは、“10年に一度クラス”のさらに強い寒気が流れ込んでくる見込みで、各地で降雪や真冬並みの寒さが予想されています。

そこで心配されるのが、通勤などの足として使う車への影響です。道路の凍結はもちろん、車のトラブルも気になるところ。そこで、極寒日や雪が降った日における車に関する素朴な疑問や注意点などを、JAF(日本自動車連盟)静岡支部に聞きました。

ワイパーを立てておく効果は?

ワイパーを立てておく方がいい理由とは

Q. 寒い日にワイパーを立てている車があるが、その効果は?
主に2つのことが想定されます。ひとつは寒さでフロントガラスが凍結した時に、ワイパーのゴムの部分がフロントガラスに張り付き、動かせなくなることを防ぐためです。

もう一つは、凍ったままでワイパーを動かそうとすると、ゴムの部分が変形したり、ワイパーの故障につながるので、翌日がかなり冷え込むことがわかっていて、朝から車を使う場合は、前夜にワイパーを立てておいた方が無難です。また、フロントガラスにカバーをかけておくことも凍結を防ぐには有効です。