本格的な雪のシーズンを前に積雪や路面凍結による交通障害への対策を強化しようと15日、関係機関による会議が開かれました。

この会議は、長崎河川国道事務所が開いたもので、県や警察など10の機関が参加しました。

今年1月、長崎市では市街地で5センチの積雪を観測。

スリップ事故が多発したほか、大村市の国道では放置車両による通行止めが13時間に及びました。

長崎河川国道事務所 大場慎治 所長:
「雪への対応方針などをあらためて確認共有させていただいて」

会議では幹線道路での車の放置は社会経済活動だけでなく人命にも影響する恐れがあるとして、チェーン装着の呼びかけなど対策を強化することを確認しました。

長崎河川国道事務所 高田英二 総括保全対策官(正しくは「高」の字ははしごだか、「英」の字は草冠が離れた字):
「大雪が降った場合はですね、チェーンを装着して走行してもらうということと、チェーンをお持ちでない場合は、計画を変更して不要不急の外出を控えてもらえればと」

このほか、集中的な大雪が予想される場合、高速道路と国道の同時通行止めを計画的に実施することも確認されました。