自民党安倍派の“裏金疑惑”。派閥に所属する大臣や副大臣が14日、辞任しました。その中の一人で、オリンピックのメダリストでもある議員が、私たちの取材に「派閥から1200万円のキックバックを受けた」と明かし、使い道についても言及しました。
新閣僚は「レスキュートリオ」安倍派閣僚・副大臣 辞任で
電話で総理官邸に呼び込まれた4人の議員。
安倍派の大臣に代わって新たに任命された4閣僚です。


【安倍派】松野前官房長官→【岸田派】林新官房長官
【安倍派】西村前経産大臣→【無派閥】斎藤新経産大臣
【安倍派】鈴木前総務大臣→【麻生派】松本新総務大臣
【安倍派】宮下前農水大臣→【森山派】坂本新農水大臣
このうちの3人は、過去に不祥事などで辞任した大臣の代打を務めた経験があることから自民党内で「レスキュートリオ」と呼ぶ声もあります。
“代打経験あり” レスキュートリオ
【岸田派】林新官房長官 (3回)
【無派閥】斎藤新経産大臣 (1回)
【麻生派】松本新総務大臣(2回)

斎藤健新経産大臣
「重大な局面であればあるほど立ち向かっていかなくてはいけない」
総額5億円にのぼるとみられている安倍派の裏金疑惑。大臣だけではなく、5人の副大臣も交代となりました。
そのうちの一人は…。