バスケットボール天皇杯の3次ラウンドが昨夜行われ、B1西地区3位の長崎ヴェルカは東地区首位のアルバルク東京をアウェイで撃破。準々決勝進出を決めました。

天皇杯はトーナメント方式の一発勝負です。

東地区首位のアルバルク東京は1試合の平均失点がわずか「64.6」とリーグ最少失点を誇ります。

鉄壁チームを相手に長崎ヴェルカはスリーポイントシュートが冴えました。前半は40%以上の成功率で7本を沈め、得点を積み上げます。

身長で劣るヴェルカはゴール下での失点に苦しみますが、スピードでカバー。

さらに馬場雄大は豪快なダンク「BABA BOOM!」を決め、古巣に再会のあいさつ。45対45の同点で前半を終えます。

後半粘るアルバルクに残り2分を切って2点差まで追い上げられたものの、終盤に突き放し87対79で勝利。

B1リーグのトップチームに白星を挙げ準々決勝進出、ベスト6入りを果たしました。

アルバルク東京のコーチを務めた経験をもつ長崎ヴェルカの前田健滋朗ヘッドコーチは試合後「B3リーグの創設から長崎にいますが、いつか絶対にB1でもトップのチームになりたいという思いで1年目からやってきました。その中でアルバルクに勝つことができて嬉しいです」とコメントしています。

天皇杯の準々決勝は来年の1月10日です。ヴェルカは川崎ブレイブサンダースと対戦します。