「今日が一番若い」と力強い言葉

コシノさんの創作意欲はとどまることを知らない。「常に今が一番好き」、「今日が一番若い」と力強い言葉を放つ。19 歳で東京に出たコシノさんにとって、この地で個展を開催することは「大阪への恩返し」。1年半後に迫る大阪・関西万博についても「海に囲まれた場所(夢洲)で、世界につながる万博」と意気込んだ。
コシノさんは「子どもから大人まで、年齢に関係なく初めての体験をしてほしい。初めて見たものは忘れないから」と望む。常に海外と日本の両方向を見据えてきたコシノさんの作品を通して、日本文化の良さや伝統の美しさを再発見することができるだろう。(展覧会はあべのハルカス美術館で、来年1月 21 日まで開催)