福島県北塩原村は、プールや温泉があるリゾート施設「ラビスパ裏磐梯」について、来年1月末で営業を停止する方針を固めました。
北塩原村にあるラビスパ裏磐梯は、1996年にオープンした施設で屋内プールや温泉などがあります。
最も多いときは年間16万人が利用していましたが、近年は年間2万人ほどに減り、さらに老朽化で去年1月から屋内プールが休業、来年度、10億円をかけて改修工事が計画されていました。
北塩原村の遠藤和夫村長は、13日、村議会の全員協議会で「利用者の減少に加え、今後は村の課題になっている人口減少対策に重点を置くべきだと判断した」と説明して、ラビスパ裏磐梯について現在営業している温泉やジムを来年1月末で停止し、来年3月末に施設を廃止する方針を示しました。
今後の設備の利用については未定だということです。
