約6年で73件の事故…それでも交通量が多いのは“抜け道”だから

こうした日々を過ごすのは中村さんだけではありません。
(通り沿いの住民)「大変なんです。(Q外に出るのもひと苦労?)ひと苦労です」
取材中にもバスとバスがすれ違うことができずに止まる場面もありました。
(通り沿いの住民)「すれ違いになったら大変なんですよ、しょっちゅう」
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別の住民は、店先の自動販売機に飲み物を補充するとき、車がスレスレを走っていることに危険を感じています。
(通り沿いの住民)「(自販機に)ドーンと当たったら挟み撃ちなるやん。(事故がないのは)運がいいというだけ」
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道路と家の距離が近いため、車が雨どいにぶつかり破損することも珍しくないといいます。
(通り沿いの住民)「しょっちゅう、そこひっかけられてるさかいにね」
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警察によりますと、2018年1月~2023年11月の期間に73件の事故(人身事故は7件)が起きているということです。
事故も多くこれだけ狭い道路にもかかわらず、車の運転手はなぜこの道を選ぶのでしょうか。
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(タクシー運転手)「もうひとつ向こうの通りを回ると遠回りになるし。道が狭くなっても直進した方が早いですからね」
交通量が多いのには、この道路を抜け道として使っているという背景があるようです。

















