さくらばあちゃん:
「あなたが近くに来た瞬間にピンときた、なんて美しい鳥さんが止まってくれたのと」
カラス:
「見えないくせに適当なこと言うな」
さくらばあちゃん:
「見えない方がよく見えるものもあるのよ。あなた確かにきれいだわ。特に心がきれい」

カラス:
「うるさい、枯らすぞ」
さくらばあちゃん:
「カラス(枯らす)?」
さくらばあちゃんのやさしさに触れながら成長していくカラスの少年。しかし、2人が過ごした海辺の街を津波が襲います。桜の老木「さくらばあちゃん」も流されてしまいます。

カラス:
「風景が、景色が無くなっちゃうなんておかしいだろ、ばあちゃん、どこに行っちゃったんだ・・」
さくらばあちゃんの言葉が聞こえてくる:
「同じ花が同じに咲くとは限らないの・・・」














