東日本大震災の発生から11日で12年9か月です。震災後、被災地で一人芝居を続けてきた宮城県栗原市出身の男性がいます。男性が演じ続ける理由、そして演技に込めた思いに迫りました。

高山さん、手持ち花火を演じる

手持ち花火同士のやりとりです。

「何やってるんだよ、花火B」「そこにいたのかよ、急に声かけるなよ、花火A」

12月7日、大崎市内の田尻さくら高校で演劇を披露したのは、ひとり芝居俳優・高山広さん(60)です。この日演じた物語の主人公は、小さな手持ち花火たち。大きな打ち上げ花火に憧れる、手持ち花火たちのお話です。

手持ち花火:
「夏の夜空に咲いてこそ、映える花火もあれば、少ない人数で庭先でしみじみ眺める花火もあっていい。大きな花を咲かせる人も、小さな種をまく人も必要」

劇では、打ち上げ花火も手持ち花火も、それぞれの役割があり、輝きがあるというストーリーが展開されました。