陸上・短距離で日本選手権2冠を達成した君嶋愛梨沙(きみしま・ありさ)選手が、長野市の荻原市長を表敬訪問し、世界陸上出場を報告しました。
長野市に拠点がある土木管理総合試験所に所属する君嶋選手は5日、長野市役所を訪れ、8月にハンガリーのブダペストで開かれた世界陸上出場を報告しました。
君嶋選手は6月に大阪で開かれた陸上の日本選手権女子100メートルに出場し、11秒59のタイムで大会2連覇を果たしたほか、200メートルでは日本歴代3位タイの23秒17のタイムで優勝し、2冠を達成。

8月の世界陸上では、女子100メートルに出場しましたが、足のけがの影響もあり、決勝に進めませんでした。
陸上のほか、ボブスレーでも世界選手権出場の経験を持つ君嶋選手。
現在はけがも回復し、トレーニングも再開したと話し、2024年のパリオリンピック出場に意欲を示しました。
君嶋選手:
「今シーズンは、けがが7月にあったので、世界選手権もなかなかいい状態で走れなくて、アジア大会も辞退という形になったんですけれども、オリンピックだけは夏冬ともに出場したいというところなので、そこへ向けて頑張っていきたい」