熊本県の幹部が「見逃す」よう促すような発言か
しかし、この発表の際に熊本県は調査の対象となる受給額の総額は「約4500万円」にのぼるとし、残り2000万円については調査中としました。
その約2か月後、熊本県は調査結果についてTKUヒューマンの不適切な受給額は、改めて「2500万円」だったとし、残り2000万円は適正だったと発表しました。

通報者はこの2か月間に問題が起きたと訴えます。
通報者「残りの2000万円については、もう少し時間をかけて調査をしようとしていた矢先に『見逃し指示』があって」

通報者によりますと、約2000万円についても助成の要件を満たしていない可能性があったにも関わらず、熊本県の幹部が担当者に対し「見逃す」よう促すような発言をしていたと指摘します。