遠隔地にいる患者の診療や医師不足を解消するオンライン診療の実現に向けた大きな一歩です。仙台市医師会などが改良を進めてきた「診療カー」が公開されました。運用は年明けを予定しています。

診療カーには、実証実験で使われた軽トラックより大きいハイエースが採用されました。聴診器などの医療機器と医療機関とつなぐパソコンなど、通信機器を搭載。看護師が1人乗車し患者の様子を医師に伝えます。

小笠原悠記者:
「こちらが実際に使われる診療カーです。高さは私の身長と同じ160センチほど、血圧を測るのにも十分なスペースがあります。さらにこの画面の2倍以上のモニターが設置されるということで患者さんのより詳細な様子を医師に伝えることができるようになります」

縦121センチ、横68センチの大型ディスプレイを活用するほか心臓や肺の音を鮮明に聞き取る電子聴診器も導入されます。

仙台市医師会 安藤健二郎会長:
「前のに比べて高さがあるので(看護師の)中での動きはだいぶ楽なると思う」

対象地域は仙台市中央や秋保エリアなどで、市内3つの病院で運用します。

仙台市医師会 安藤健二郎会長:
「どういった患者さんが一番適しているのかとか、機材の改良も重ねていかなければいけないが、より多くの人に使ってもらえるシステムを目指してやっていきたい」

このオンライン診療カーは、年明けから実際に使われる予定です。