米子市のふるさと納税返礼品で、市外で生産するなど、基準に該当しない返礼品を提供していたことがわかりました。

ふるさと納税の返礼品については、「製造や加工など主要な工程を、提供する自治体内で行ったものであること」という地場産品基準が設けられています。

11月27日、米子市に問い合わせがあり、事業者に確認をしたところ、市外で生産するなど、基準に該当しないのどぐろの干物など7品が提供されていたことが分かりました。

この事業者は、市内で行っていた「袋詰め」や「箱詰め」などの作業が基準に含まれていると、認識を誤っていたということです。

市は、該当する返礼品の取り扱いを止め、返礼品の提供事業者に対し、地場産品基準についてあらためて周知徹底を図るとしています。