温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを実現するため、日本郵便はきょうから水素を燃料とする小型トラックを導入しました。

日本郵便がきょうから試験的に導入した小型トラック。

ガソリンではなく水素燃料電池を搭載していて、二酸化炭素を出さず環境にやさしいのが特徴です。

最大およそ3トンの荷物を積むことができ、水素を満タンにすれば、およそ260キロ走ることができます。

きょうから東京23区内で、2台の水素燃料トラックの運行を始め、今年度中にあわせて5台導入する計画です。

今年5月には物流大手のヤマト運輸が日本で初めて、水素燃料電池を使った大型トラックでの配送を始めていて、物流業界でのカーボンニュートラルの取り組みが進んでいます。