現場に近い監督らが会見しないのは?

――現場の責任者である監督らが出ない、コメントを発表しないというのはなぜでしょう、石渡さんはどう思われますか。

(石渡嶺司氏)田中元理事長時代から、人事ってあんまり動いてないんです。アメフト部でも、あるいは競技スポーツ部でも、旧田中派・隠れ田中派がいるとまでは言いませんが、当時の空気感を良しとしていた人たちが、まだ管理職ないし、監督・コーチとして残っている。その「空気感というのは何か」というと、パワハラ体質だったり、隠蔽体質だったり、スポーツである我々が日大を引っ張っているんだという特権意識だったりで、その一端が背景として、今回の事件に繋がっているのかなと見ています。

――トップは林真理子氏に刷新されたけれど、実はそこまで改革が進んでなかったんじゃないかという見方ですか。

(石渡嶺司氏)大学本部や他の部分で、林理事長はある程度の評価、成果は残してきたと思います。ただ、運動部、アメフト部を含めた競技スポーツ部の対応というのが、後手後手すぎた、あるいは無関心すぎたのが引き金になってしまったのではないかとも思われます。

(REINAさん)個人的には「廃部」っていうのが全く納得できないです。事件に無関係の部員がコストを負わなければいけない状態です。廃部に対し「しょうがないとか、残念だけど仕方ないよね」っていう声も聞こえるんですけど、しょうがないと言えるほどの情報も我々にはないです。なぜ選択肢が廃部しかないのか、この問題がどんどん複雑化したので、「蓋をして1回リセットしよう」というふうにしか見えないんです。ちょっと納得できないと個人的には思います。