日本大学アメリカンフットボール部の薬物事件をめぐり、学内で開かれた「競技スポーツ運営委員会」で、アメフト部を廃部にする方針が示されたということです。日大はアメフト部の廃部について、今後学内の手続きを経て正式に決定された場合には速やかに公表するとしています。これについて大学ジャーナリストの石渡嶺司さんは「廃部を決める前に現役学生にどういう補償・ケアをするとか全部決めてから廃部というべきだった」と述べ、他の部員らへの影響を懸念しました。
――日大アメフト部は1940年創部の歴史あるチームで、愛称はフェニックス(不死鳥)でチームカラーは赤。関西学院大学アメフト部の関学のライバルとしても知られ、大学日本一を決める甲子園ボウルで、日大が21回、関学が33回日本一になり、30回行われた直接対決では、日大17勝、関学11勝、同点両校優勝が2回あったといい、大学アメリカンフットボールの双璧と言われています。一生懸命アメフトを頑張ってる人も大勢いるはずで、「廃部という方針」は本当に残念な情報となっています。
大学ジャーナリストの石渡嶺司氏は、「廃部で問題解決ではない。監督や競技スポーツ部長らも会見して明らかにすべきことがあるのではないか」と指摘されています。
(石渡嶺司氏)はい。他の大学で運動部の不祥事が起きた場合どうなるかというと、必ず当事者である部の監督と、運動部を統括する部署の管理職、それと運動部を統括する副学長などが記者会見をするのが一般的です。さらに事案が重いとか、責任不足だったということであれば、その部の監督を更迭するなどの人事処分が行われる、というのが一般的なんですけれど、日本大学の場合、それがないまま現在に至っているわけで、だからここまで問題がこじれています。














