長崎の伝統野菜について学ぶ長崎大学の公開講座が29日開かれ、受講生たちが旬を迎えた伝統野菜の収穫を体験しました。

収穫された紅大根です

長崎紅大根や諫早四月大根、長崎赤かぶ のながさき伝統野菜は、古くから栽培され、くんちなど長崎の文化とも密接に関わる伝統野菜です。

収穫されたのは、長崎大学の公開講座の受講生たちが育てた伝統野菜で、このうち諫早四月大根は、鎌田英一郎准教授が、7年前に農家から種を譲り受け栽培を続けています。

収穫の後は、伝統野菜の大根と一般的な大根の食べ比べも行われました。

受講生:「同じ大根でも、全然みずみずしさや甘さとかが違いました」

受講生:「生でも食べられるということで、非常においしく食べました」

長崎大学教育学部 鎌田 英一郎 准教授:
「伝統野菜には、地域の風土や文化と密接に関係しているので、それを長崎のアイデンティティとして市民の皆さんに受け継いでもらいたい」

今回収穫された伝統野菜の種は、来年度以降の公開講座で栽培され、次の世代へ受け継がれていくということです。














