大阪市の対応はどうなった?11月下旬に再び市から封書が届く

 そして11月22日、湯川さんのもとに再び、大阪市から封書が届きました。大阪市の見解は、誤請求があった年度とそれより前の年度の利用回数を比較して、ミスがなければ利用していなかったであろう回数分を減額するというもの。湯川さんの場合は約10万円の減額で、結果的には55万7517円となりました。それでも湯川さんの表情は険しいままです。

 (湯川さん)「ちょっと遅いなとずっと思っていたので、そわそわしていました。思ったより減額されてないなと思いました」

 今回、分割払いも認められました。月々の支払い金額はこれから大阪市と決めていくことになります。ただ、成長していく子ども3人にかかる費用を考えると、そう多くは払えないといいます。

 (湯川さん)「月5000円くらいじゃないと生活水準が変わってしまうので。もうちょっと丁寧な対応をしてもらいたかったなと思います。どこが寄り添っているんだとずっと思っています」