この夏の猛暑によるコシヒカリの品質低下を受けて、富山県は、「富富富」など高温に強い品種の割合を30%以上に引き上げ、コシヒカリ偏重からの転換を図る方針を決めました。

これは、28日に決定した2024年産の富山県産米の生産振興基本方針に盛り込まれたものです。現状、県内のコメの作付はコシヒカリが70%近くを占めていて、高温に強いとされる「てんたかく」「富富富」「てんこもり」は20%程度。基本方針では、この比率を30%以上にすることを当面の目標に掲げました。