この時期の「常磐もの」の魅力を、スーパーなどの買い付け担当者いわゆる「バイヤー」に知ってもらおうという視察ツアーが28日、福島県いわき市で行われました。

ツアーに参加したのは、首都圏や関西、そして県内の小売店や外食産業などで買い付けを担当するいわゆるバイヤー40人です。

このツアーは、福島県沖で獲れた水産物「常磐もの」の魅力を知ってもらおうと、県が企画しました。参加した人たちは「いわき・ら・ら・ミュウ」でメヒカリの唐揚げやヒラメの刺身といった定番に加えて、店の担当者いち押しのカナガシラなど、福島の豊かな海の恵みを試食しました。

東京から来たバイヤー「何度か参加させてもらっている。やっぱり福島の魚はおいしい。今自分の飲食店で福島の魚を使っているので、より多くの良いものが仕入れられたら良い」

まるふと直売所・原田和人さん「小名浜の魚がもっといろいろなところで食べてもらえればと思うので、こういう機会があれば積極的に参加して小名浜の魚を広めていきたい」

ツアーは29日まで行われ、29日は浪江町と相馬市を訪れます。