ファンが集う店のド派手トラコ、阪神が人生を左右したトラコ、超ベテラン102歳のトラコ…。阪神タイガースにただならぬ愛を注ぐ名物ファンたちは、11月23日に行われた優勝パレードをどのように観覧したのでしょうか?

「いつもの衣装」でパレード観覧!尼のトラのおばちゃん

 11月23日午前10時、兵庫県尼崎市。

 (尼のトラのおばちゃん)「はーい!待ちに待った日本一!パレードに行きますよ!皆さんとともに」

 飲食店を営む「尼のトラのおばちゃん」、79歳。阪神ファンの間でも一目置かれる熱狂的なファンの1人です。

 午前11時に友達2人と大阪の御堂筋にやってきたトラのおばちゃん。既に人で溢れていました。良い場所がないか探し歩きます。

 (尼のトラのおばちゃん)「見えそうやな!あ~良かった良かった。おーすごい、見えるわ、いけるわ。OK、OK!」

 何とか、良い場所が見つかったようです。場所が決まったら、いつもの衣装に。

 (尼のトラのおばちゃん)「完成です、OKです!これで選手を待つばかりでございます。もう日本一っていうのでね、すばらしい1日を待っています」

 着替えた途端、ファンから写真を頼まれ、即席の撮影会に!

 (阪神ファン)「いつも見てました~!わーうれしい!友達に自慢します」

 撮影を希望する人はなんと50人以上!パレードの時間まで、トラのおばちゃんが御堂筋の主役になっていました。