エコノミークラス症候群を長年研究している新潟大学大学院の榛沢和彦特任教授は、11月12日に小千谷市でおよそ290人を対象に検診を行いました。
血栓ができやすいふくらはぎを検査技師らがエコーで検査し、過去にできた血栓がどうなっているか、新たな血栓ができていなか、などを確認します。
「中越地震の時に初めてエコノミークラス症候群について知った。検診してもらえると安心」

エコノミークラス症候群の発症者が多かったのは、2004年の中越地震と2016年の熊本地震です。

長期に渡った中越地震の避難生活では、やむなく車の中で過ごさざるを得ない人も多くいました。